こんにちは、ぬるいぬ(@null_inu)といいます。
やれ質素倹約だの、蓄財だの言っている(言ってたっけ?)僕ですが、いまだにワケの分からない衝動買いをしてしまう時があります。
家計が厳しいのは分かっていながら、後先考えず衝動的に…ううっ。
買い物をするたびに気分が良くなり、テンション爆上げで帰路に着くも、結局最後は「またやってしまった」と自己嫌悪に陥ります。
なぜそんなアホみたいなことを繰り返してしまうのか。いろいろ調べてみると、資本主義社会の中で生きている以上、この現象はほぼ不可避ということが分かりました。
なぜなら、そうなりやすいように人間の脳ができていて、それを利用して人がモノを買う仕組みが作られていたのです。
怖っわ!
この記事では、なぜ人は浪費してしまうのかという理由を突き止めるとともに、その対策を考察してみました。
人は期待感を求めて買い物をする
早速ですが、人がついつい衝動的に浪費してしまう仕組みに迫りたいと思います。前提として、人は期待感を求めて買い物をしているというのがポイントになりそうです。
ドーパミンという期待物質
買い物をしている時、僕の頭の中ではドーパミンという神経伝達物質が大量に放出されているようです。
このドーパミンというのがやっかいで、脳を覚醒させて達成感や生産性の向上、モチベーション維持などに影響をもたらす代物だそう。
脳汁とはコレのことか!!
期待物質と呼ばれていて、ワクワクする期待感で快楽を感じるため、ストレスや疲れが溜まっているときに本能的に求めてしまうということなのでしょうね。
たしかに、ワクワクしたりドキドキしたりって期待感によるものですよね。
巧妙にしかけられた罠
街に出るといろいろな広告や新商品が期待感を煽ってきます。ほら、ワクワクしろよ!と言わんばかりに綺麗にディスプレイされた店内を見て、まんまとそんな気分になっちゃいます。
あらやだ…。
まぁ、資本主義社会の中で生きている我々にとって、お金を払ってモノを買う(=消費する)ことは至極当然の行為です。
最新型のカメラやスマホを手に入れて「よし、これで明日からも頑張れる」と思ったり、おしゃれなショップ店員さんに「こういう雰囲気もお似合いですね」とおだてられて高揚してしまった経験ないですか?
そして、最終的には「買い物をして新しいモノを手に入れること自体に幸せを感じる」ようになっていないでしょうか。
巧妙に仕掛けられた壮大な罠の存在に気づかないといけないと、日々気を引き締めて暮らしています。
解決法:刺激の強い場所に近づかない
ここまで散々、ドーパミンをこきおろしているかのような物言いをしてしまいましたが、それ自体は決して悪いモノではありません。
モチベ向上やポジティブマインドに必要で、狩猟時代に人間に備わった「生きるための好奇心」です。悪くないのよ。
ただし、過剰摂取するといわゆる依存症を引き起こしてしまうので、ホドホドにしておこうねというお話。
そして、いま困っているのは、おそらく自分ではホドホドのやり方がわからないから。であれば、いっそのこと刺激の強い場所に近づかないようにしたらいいと思います。
ウインドウショッピングに出かけない、ネットの広告に反応しない、寝る前にスマホを見ない、などですね。
ついついやってしまっている日常の行動を変えるところから始めてみるのが良さそうです。
まとめ:資本主義から「少し降りる」
人はなぜモノを買うと嬉しくなるのか?というテーマでお話しました。ほぼ、自分の怠惰なマインドを引き締めるための整理に近い感覚で書いてしまいましたが。
いかんせん、僕は日頃からサービス過多な世の中に疑問を抱いています。
別にこだわらなきゃ今あるものだけで十分快適に生きていけるにも関わらず、わざわざ重箱の隅を突いて問題点を捏造して生み出される仕事が理解できません。
「現状維持は衰退」という考え方も理解できないです。
無駄な労働と無駄な消費を繰り返して疲弊(もしくは虚無に陥る)する資本主義で新しいモノを生み出し続けるよりも、今あるモノを大切にできたら素敵だなぁと感じている次第です。
そういう意味で、資本主義から「少し降りる」方法を求めていくべきかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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