40歳になり、ダウンシフトすることを決めたぬるいぬ(@null_inu)です。
今回は雑談記事です。まぁ、いつも雑談みたいなもんですけど。
理想の晩年
人生の晩年を妄想したときに、個人的には「引退した元・凄腕〇〇」みたいな生活が理想的だなぁと思っています。
ちょっと何言ってるか分かんないと思うので補足すると、若い頃に何かしらで素晴らしい功績を上げ、周囲からの高い評価や名声を得たものの、何かしらの事情で全てを捨て去っていった男、みたいなのに憧れています。
そういうのが妙にカッコいいと思っているのですが、これって僕だけ?
例:突如、球界を去ったスター
すごく分かりやすく言うと、大谷翔平選手がいきなり「大切なものが見つかった。もう野球はやめることにしたんだ。」と言って球界を去り、山奥で余生を過ごし始めちゃう感じ。
無論、ありえない話だと思いますが(笑)
一体何があったの?!とか、なんて勿体無い!とか、ふざけるな戻ってこい!とか、様々な論争が巻き起こること請合いですが、要するに現象としてはそういうことです。
哀愁ある人に魅力を感じる
輝かしい成績をおさめているのに、突然その場を去っていく人物に共通するものとして、大抵の場合、何かしらのトラウマがあったしります。
仲間から裏切られて人生に失望してしまったり、大切な人が自分のせいで命を失ってしまったり、重大な悲劇を経験することで絶望に陥ってしまうパターン。
映画なんかではお決まりのテンプレートですよね。
そういった何かしらの事情を抱えた人物というのが醸し出す、葛藤や哀愁じみたものに妙な魅力を感じてしまいます。
とてつもない悲しみや失意のどん底からはいあがるべく、葛藤したりもがいていく人の姿というのは美しいものですよね。
身近な状況に置き換える
これをグッとスケールダウンして、会社や日常生活などの身近な状況に置き換えて考えてみるとどうでしょう。僕の場合、概ね以下のようになります。
あらすじ
40歳になった僕は、会社ではそれなりに評価され、周囲からの信頼も得ているものの、サラリーマンという立場にどこか納得感を得られない日々を送っていた。
会社から求められるものはどれもこれも、他人が造り上げた価値観でしかなく、達成しても褒められてもなんだか心虚しかった。
そんな折、初詣で引いたおみくじがきっかけとなり人生を見直すことに。自身の本心に気づき、それに従って行動した結果、仕事の本質や自分が大切にしたい価値観に気づいてゆく。
しかし、あまりにも膨大なエネルギーを消費してしまった結果、無理が祟り体調を崩してしまう。そして、会社にとって自分はただのコマに過ぎないということを理解する…。
あらすじ弱っ・・・!
仮にそんな映画があっても誰も見ませんが、まぁ現実なんてそんなもんです(笑)僕の場合は「結局、自分は会社に良いように使われているだけだ」という真実に気づき、今後の人生を見直すべくダウンシフトやキャリアブレイクするという結論に至りました。
おみくじのエピソードは、別記事にてご紹介していますので、もしよければ読んでみてください。
まとめ
引退した元〇〇みたいな晩年を過ごしたいというお話でした。
とくに有益な情報とかノウハウみたいなものもなく、ただただ雑談的に思ったことを書かせていただきました。
そういう回でした、すみません。
今の僕の状況を美化すると、自分の市場価値が最も高く、周囲からの期待も膨らみまくっているタイミングで会社を辞める、みたいなのが近いでしょうか。
そして、会社を辞めた後で「俺はもう引退したんだ…巻き込まないでくれ。」みたいなセリフを一回でいいから言ってみたい(笑)
もちろん、辞めること自体が目的ではありません。僕は僕が納得できる人生を送りたいと本気で思い、行動に移し始めただけです。このまま会社の金稼ぎマシーンとして一生を終えるなんて愚行も愚行です。
死ぬ時に確実に後悔します。
まぁ、そういった状況になるためにも、もっと頑張って価値のある人間になりたいなという綺麗事もなくはないです。ただ、これはやっぱり心から価値提供したいと思えるような仕事に携わらない限り難しい気もしています。
「やらされ仕事」では気持ちが入りませんのでね。
それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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