のんびりと、自分らしく幸せに生きることを決めた、ぬるいぬ(@null_inu)です。
この記事では、思いがけず長期間の休みを取ることになった僕が、その日々を通して発見した「お金を使わなくても休日を一人で楽しく過ごすためのアイデア」を紹介しています。
というわけで、平日は妻が働きに出ているので、その間は一人で過ごすことになります。
主な目的は療養なので、無理なくマイペースに取り組めることだけを行なっているのですが、社会人になってからというもの、こんなにのんびりと過ごせる機会なんてほぼ無かったので、アレコレと過ごし方のアイデアが湧いてきました。
何より驚いたのが、ほとんどお金を使わずに過ごせていること。休日って基本的にお金を使わないと楽しめないと思っていたのですが、まったくそんなことはありませんでした。
むしろ、お金を使う過ごし方よりも随分と幸せな気分になれます。
「休日にお金を使わず過ごしたい」と考えている人に向けて、一人時間を楽しむためのアイデア7選をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
一人時間を楽しむためのアイデア
それでは、さっそく休日の一人時間を楽しむためのアイデアとして、次のものを一つずつご紹介していきます。
- 料理をする
- 本を読む
- 映画を見る
- 丁寧に洗濯する
- 部屋の一部だけを掃除する
- 散歩をする
- ゆっくりお風呂に入る
(1)料理をする
休みに入って真っ先に取り入れたのが料理(自炊)だったのですが、これ本当おすすめ!料理といっても全然大したものではなく、簡単な炒め物や味噌汁くらいのレベルでいいんです。
僕の場合、まともに自炊をするのは学生時代ぶりでしたが、療養中の身体に外食はヘヴィすぎるのと、シンプルにお金がいくらあっても足りないと思い、気を引き締めました。
食事は生活する上で欠かせないものですし、ここを最適化できればコスパ面でも時間面でも大いにメリットがあると考えたのです。
で、いざやってみたらこれが大正解!
レシピサイトや本を参考にしながら、向こう数日間のメニューを考えたり、使い道の計算をした上で食材を買ったりするのがめちゃくちゃ楽しかったのです。
もちろん、試行錯誤しながらの調理工程も楽しいですし、自分で料理を作れたという達成感がハンパないです。
「目に見える成果」が得られるので、自己肯定感もUPします。
また、自炊を始めてからは食の趣向がガラリと変わりました。
以前は「ロッテリア」の絶品チーズバーガーや「天下一品」のこってりラーメンなど、とにかく味が濃く刺激の強いものを好んで食していのですが、今は薄味な調理でも十分に満足感を得られるようになっています。
いやはや、自分の中でちょっとした革命が起きたような感覚。
温めた出汁に減塩味噌を薄く溶き、オクラや揚げナスなどで具だくさんにした味噌汁が、こんなにも満足度の高い食べ物だなんて知りませんでしたよ。
これが功を奏してか、療養8日目くらいで体重が約2.5kgほど落ちました。
分かりやすく、以前よりも健康体になっている実感があります。
- 短時間で成果を実感でき、達成感を得やすい。
- 自分好みの味付けにアレンジできる楽しさがある。
- 完成した料理を味わうことで特別な満足感を得られる。
- 作る過程も含めて、一人時間を豊かにしてくれる。
(2)本を読む
ベタですが、読書もお金をかけずに一人時間を楽しむアイデアのひとつです。
忙しい日々を送っていると、なかなか腰を据えて本を読む時間って取れないですよね。だからこそ、休みの日にじっくり本と向き合う時間は特別な贅沢になると思うんです。
晴れた休日の昼下がり、お気に入りの場所に腰掛け、気の向くままにページをめくるひととき…。
考えただけで、心穏やかになります(笑)
コーヒー片手に、聴こえるか聴こえないかくらいの音量でうっすらとJAZZなんて流そうもんなら、居心地の良いカフェにいるかのような錯覚に陥るでしょうよ。とんでもない贅沢時間です。
特に僕は著者の生き方や考えに触れられる本が好きで、エッセイやドキュメンタリー的なものを好んで読みます。
いろいろな人の知識や価値感に触れることで、自分の人生をアップデートする良い機会になります。
最近読んで面白かった書籍をいくつかご紹介します。このサイトをご覧の方には多少なりとも共感できるものがあるかと思います。
読書のメリットはさまざまありますが、コスパがいいという点も見逃せません。近所に図書館のある街に住めば、無料で大きな大量の本が読み放題ですし、ブックオフやメルカリ、Kindle Unlimitedなどを活用すればリーズナブルに豊かな時間を過ごすことができます。
一人時間に豊かさを添えてくれる読書、とてもおすすめです。
- 贅沢な時間を過ごすことでリフレッシュできる。
- 新しい知識や価値観に触れることで内面的な成長を実感できる。
- 読書という静かな時間が心の豊かさを育む。
(3)映画を見る
休日の午後にのんびりと映画を観る時間もまた、心を癒やしてくれる貴重なひとときです。現在はサブスクのおかげで、家にいながらさまざまなジャンルの映画を楽しむことができるので、コストもほとんどかかりませんよね。
TSUTAYAに通っていた時代が懐かしい…。
僕の場合、Amazon PrimeやNetflixでちょっと前の邦画を中心に視聴するのが一番楽しいです。特に「かもめ食堂」や「メガネ」、「ペンションメッツア」などの小林聡美さん主演作品が大好きで、淡々とした日常をやさしい目線で切り取った世界観の映画をよく観ます。
何も起こらないという点がとても良いです。
あと、ちょっと系統が違いますが「引退した元・凄腕◯◯系」もすごく好きで、「RED」や「イコライザー」、「グラントリノ」なんかも好きです。
何より、映画は短時間でさまざまな人の人生を擬似体験できますし、映像作品としてクオリティが高いものが多いので、そういった意味でも日常に豊かさをもたらしてくれるものだと感じています。
- 短時間で感動や笑い、新しい視点などを味わえる。
- サブスクリプションサービスを活用すれば低コストで楽しめる。
- 心に残る物語が、日常をさらに豊かにしてくれる。
(4)丁寧に洗濯する
個人的には洗濯って家事の中で一番嫌いだったんです。汚れたものを綺麗にするのって、なんだかマイナスをゼロに戻す作業に感じてしまって億劫でした。
ただ、これも日課として毎日取り組むうちになんだか楽しいものに思えてきたんですよね。
特にお気に入りの服を丁寧に洗濯している時のQOL爆上がり感はなかなか。個別に分けて手洗いし、皺を伸ばしながら干している時って、「モノを大事にしている感」があって、丁寧な暮らしをしているなぁと実感できます。
「きちんと暮らす」って、達成感を得られるのですね。
あと、取り込んだ洗濯物を畳みながら、くっついた埃をひとつずつ丁寧に取り除いている時間とかも何気に好き(笑)
集まった埃を最後にまとめてポイする瞬間がたまらない…。
あとは、洗濯物を一枚ずつきれいに畳んで仕分けし、然るべき場所に戻していく時間も良いですね。変態っぽいですかね。
いずれも、無心で取り組むことで、気持ちがリセットされるような感覚があるんですよねぇ。
さらに、調子に乗った時はアイロンがけもします。ピシッと整った服はやっぱり気持ちがいいものです。生活の心地よさは、こういった丁寧さの積み重ねにより生み出されているような気がします。
- 洗濯物を整えることで、生活を丁寧にする意識が高まる。
- 小さな達成感を積み重ねることで心が整う。
- 清潔な衣類は心地よい生活を支えてくれる。
(5)部屋の一部だけを掃除する
掃除をしようと思うとつい「全部やらなきゃ」と思いがちですが、部屋の一部だけを掃除するのも実は安易にリフレッシュ感を得られる方法です。
例えば、リモコンや本が散らばったテーブル周りを片付けるだけでも、心がスッキリします。
新卒の頃「サイズがバラバラな書類の角を合わせて置いておくと綺麗に見える」というライフハックを先輩に教えてもらったのですが、案外その効果が侮れません(笑)
僕が最近ハマっているのは、キッチン周りの整理整頓。不要な調味料や古い食材を処分し、使いやすい配置に整えたときの達成感は格別でした。
掃除のポイントは、小さな範囲に絞ること。無理なく進められるので、やり終えた後の充実感を存分に味わえます。
- 小さな範囲を掃除するだけで達成感を味わえる。
- 整った空間が心の整理にもつながる。
- 日々の生活が快適になり、リフレッシュ効果が高まる。
- 無理なく続けられるので、気軽に取り組める。
(6)散歩をする
外に出て風を感じながら歩く散歩も、一人時間を楽しむための定番アクティビティ。特に何か目的を持たず、ただ歩くだけでも心身のリフレッシュになります。
歩いているうちに色々と思考を巡らせるのも良いですよね。
僕の場合、決まったルートはなく、その日の気分や状況に合わせて近所の公園や路地、時には川沿いを歩くようにしています。午前中や朝早い時間に出かけると空気が澄んでいて気持ち良く、散歩後の一杯のコーヒーがより美味しく感じられます。
- 自然の中を歩くことでリフレッシュ効果が得られる。
- 身体を動かすことで健康維持につながる。
- 自由な時間を楽しむ中で新しい発想が生まれることもある。
(7)ゆっくりお風呂に入る
最後に紹介するのは、お風呂で過ごす贅沢なひとときです。仕事に追われ、忙しい日々を過ごしているとついササっとシャワーで済ませてしまいがち…。
僕は社会人になってからというもの、湯船に浸かる習慣がほとんどなくなりました。
休日だけでも構いませんので、ぜひ湯船に浸かってみてください。やっぱり、随分と疲れの取れ方が変わりますよ。
お湯のパワーってすごいらしく、湯船に浸かることで以下のような効能が期待できるそうです。
- お湯の温かさが副交感神経を活性化し、リラックス状態に。
- ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が減少。
- 血液循環が良くなることで筋肉の緊張がほぐれる。
- 心身ともにリラックスできる。
- セロトニン(幸福ホルモン)の分泌が促される。
- 入浴後、体温が徐々に下がることで入眠しやすくなる。
- 眠る1~2時間前に湯船に浸かることで、深い睡眠を得やすくなる。
すごすぎる…。
旅館などに長期間滞在し、温泉に浸かって病気や怪我を治癒する湯治という療養が存在するくらいなので、お湯の治癒力って昔から信じられてきたのでしょうね。
また、香りによるリラックス効果も期待できるので、お気に入りの入浴剤をいくつか持っておくのもおすすめです。僕はクラシエから発売されている「旅の宿-にごり湯アソート-」がお気に入りで、よく使っています。
全て白濁したにごり湯の入浴剤で、香りもいいんです。
本当に温泉に浸かっているような気分になれますよ。
おすすめは浴室の照明を消し、脱衣所の電気をつけて湯船に浸かること。間接照明的な感じの雰囲気になってリラックス感が増します。
この世帯で好きな音楽を流したりすると、ちょっとしたスパ気分を味わえますよね。
ちなみに僕は「安住紳一郎の日曜天国」を聴きながらまったり過ごすのが好きです(笑)
- 温かいお湯に浸かることで心身の疲れを癒せる。
- お気に入りの香りや音楽を取り入れることで特別な時間を演出できる。
- 静かな環境で自分と向き合う時間を持てる。
- 一日の締めくくりとして最高のリラックスを提供してくれる。
まとめ
お金を使わずに休日の一人時間を楽しむアイデアを7つほどご紹介しました。
- 料理をする
- 本を読む
- 映画を見る
- 丁寧に洗濯する
- 部屋の一部だけを掃除する
- 散歩をする
- ゆっくりお風呂に入る
やってみて初めて分かりましたが、一人時間は案外ちょっとしたことで充実させることができます。
自炊や読書、散歩など、どれも特別な準備は必要ありませんが、一日の終わりに後悔せずに済むような豊かさをもたらせてくれるものだと思っています。
休日は「誰かと」「どこかで」楽しむのもいいですが、「一人で」「自分らしく」楽しむのも素晴らしい選択ですよね。ご紹介したアイデアが、あなたの休日をより充実させるヒントになれば幸いです。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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