自分らしく生きる3つのヒント。銀シャリ橋本さんのインタビュー動画が素晴らしすぎた。

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40歳になり、ダウンシフトすることを決意した、ぬるいぬ(@null_inu)です。

何気なくYoutubeをザッピングしていると、東洋経済オンラインのチャンネルで芸人・銀シャリ橋本さんへのインタビュー動画を発見。

ぬるいぬ

そう、2016年のM-1チャンピオンに輝いた、あの銀シャリです。

動画全体のテーマは『40代で「仕事と人生の価値感を大転換した」ホンネ』と括られています。

ぬるいぬ

え、ちょっと待って。まさに今の僕が考えてることですやん。

M-1チャンピオンにもなって、今なお芸人として人気の高い橋本さんが、なんだか自分と同じようなことを考えていたりするのか…?と、妙に気になってしまって見始めたのですが、これが見事にブッ刺さりました。

思わず拝見しながらメモを取ったのですが、実に素晴らしい内容で、自分らしく生きるヒントが詰まりまくっていました。せっかくなので、個人的なコメントと合わせてシェアさせていただきます。

ぜひ最後までご覧になってくださいね。

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自分らしく生きる3つのヒント

橋本さんの動画をサンプリングしつつ、自分らしく生きるための3つのヒントをまとめました。

ヒント1:仕事上の幸せと個人の幸せは別モノ

冒頭で語られたのは「自分の人生を人質にしていた」ということ。

20代の頃の橋本さんは「兎にも角にもお笑いで知名度を上げ、生活ができるようになりたい」と一生懸命に芸の腕磨きに励んでいました。

ぬるいぬ

その後の活躍ぶりは、みなさまご存知の通りです。

M-1チャンピオンにも輝き、十数年に渡り業界のトップを走り続けてきたのですが、気づけば40代に突入し、結婚も目前に控えていたタイミングでふと「この働き方って合ってんのかな?」という感覚に襲われたそうです。

芸人「銀シャリ 橋本」としては徐々に積み上がっていく感覚があったものの、個人としての「橋本 直」には何の厚みがないように感じたと語っています。

ぬるいぬ

ある程度、社会人として歴を重ねてきた人には、橋本さんが感じた違和感が理解できるんじゃないでしょうか?

20代といえば、社会人でいうところの新卒時代に当たります。僕の場合、時代的な傾向も相まって、人生の全てかなぐり捨ててでも仕事を優先すべしという狂気的な思想のもとで育ちました。

毎日、上司に怒鳴られながらも歯を食いしばり、深夜まで飯も食わず、睡眠時間も削って必死に喰らいつく。ペーペーの僕ができることといえば、それくらいしかありませんでした。

ぬるいぬ

本心を言うと、死ぬほど嫌でしたけどね。

いまなら速攻で労基案件ですが、丸6日間ほど会社に軟禁され、家に帰ることはおろか、風呂に入りに行くことも許されず、毎日気絶するまで働いていた時期もありました(笑)

正規の勤務時間よりも残業時間の方が長いことなんてザラで、20代の10年間で通常の20年分は働いたんじゃないでしょうか。具体的にログを取っていたわけではないですが、体感としてそれくらいの感覚がありました。

ぬるいぬ

この頃はいつもヘトヘトに疲れ切っていて、会社に行くくらいなら車に轢かれた方がマシだ!とすら思っていました。

まぁ結局は、その後1年も持たず精神が崩壊したわけですが、この状態ってまさに「人生を人質にしている」と言えるのではないでしょうか。

自分の人生は自分のためのもので、赤の他人(=会社)の利益のために自分の生活や健全な精神を搾取される筋合いなんて全くないのです。

「仕事人」としての自分と、「心を持った人間」としての自分って、少し異なる人格だと思っていて、どちらかを幸せにしようと思うとどちらかを犠牲にせざるを得ないみたいな風潮があります。これがおかしいんです。

橋本さんも仰っていますが、「芸人としての幸せ=個人の幸せ」とは限りません。このあたりのバランスをうまく取って、仕事に人生を支配されないように気おつけておくと、自分らしく生きていくことができそうですね。

ぬるいぬ

僕は30代の後半くらいから、人生の中心が仕事になっていることに危機感を覚え、会社を辞めようと考え始めました。

ヒント2:他人と比べない

橋本さんは、自分よりも売れている後輩を見て嫉妬していたそうです。まぁ、その気持ちはおそらく多くの人が共感できますよね。

ぬるいぬ

僕も同じ気持ちを抱きながら生きてきました。

ところが、歳を取って改めて「自分はそいつらを超えたいと思っているのか?」と考えた時に、そうではなく、みんなそれぞれの持ち味や得意分野があって、それでいいじゃないかと結論づけたことで「解放された」と語っています。

ぬるいぬ

そして、解放されたことにより自分が本当にやりたいことが分かるようになったのだとか。

僕も若い頃には散々このようなことで悩んできました。「あの人みたいに、こんな仕事ができたらいいのに」とか、時には自分よりも能力の高い後輩にコテンパンにぶちのめされたりもしました。

そういった経験をするたびに他人と自分を比較して、結果的に自分をさげすむ行為を繰り返していたように思います。

今になって思えば、「自分ができること」と「自分に求められること」が一致していなかっただけで、はっきり言ってしまえば相性が悪かっただけなんですよね。

ぬるいぬ

淡水魚が海で生きられないのと同じで、自分に合わない環境で良いパフォーマンスができるはずがないのです。

自分のコントロール外にあるものはできるだけ意識しないことが大切だと思います。自分以外の誰かを見て羨んだり憧れたりしても構いませんが、それを真似できないと嘆く必要は全くないと考えています。

他人と比べず、自分には自分のペースがあると意識するだけでも、自分らしく生きていけるようになるのだと思います。

ヒント3:ゆっくりしっかり、丁寧に毎日を過ごす

以前、このような記事を書きました。

記事の中で「丁寧に暮らしていると人生が充実する」というようなニュアンスのことを書いていて、その効果を実感しているのですが、実際に自己肯定感が爆上がりします。

ぬるいぬ

めちゃくちゃ効果が高いです。

仕事にも同じことが言えると思っていて、丁寧に向き合った仕事というのは評価される確率が高いです。

お客様の満足度が上がることはもちろんですが、なによりも自分が納得した上でアウトプットした成果ですので、自分自身も非常に満足感が高くなるんです。

ぬるいぬ

その時の喜びって、他では味わえないかも。

橋本さんいわく、「丁寧にできなさそうな仕事だったり、ニーズに100%応えられない仕事を引き受けてしまうと、お互いに申し訳ないことになってしまう」そうです。うん、それは本当にその通り。首がもげるほどに頷きました。

仕事にしろ暮らしにしろ、しっかりと丁寧に向き合う。それができないのであればキッパリとやらないと決める。そうすることで充足感が増し、自分らしく生きられるようになるのではないでしょうか。

会社の売上げやノルマ的なもの、あるいは何かしらの事情に巻き込まれて取り組む仕事ほどパフォーマンスが落ちるものはありません。正直に言うと、そういう仕事はもう二度とやりたくないですね。

ちょっと余談:咲かせた花にとらわれない

これはM-1王者である橋本さんだからこそ言えると思うのですが「過去の自分が咲かせた花を、どうやって綺麗にするかばかり考えているとしんどい」という言葉もありました。

咲かせた花というのは、「これまで積み上げてきた実績やノウハウ」みたいな感じ。橋本さんにとっての漫才がそれにあたると思います。

過去の自分にとらわれている限り活動の母体は大きくならない、そして自分自身の成長も止まってしまうのですよね。

アウトプットするためには、やはりインプットする時間も大切。そして、良いパフォーマンスを発揮するためには、仕事ばかりしていてはダメだと個人的には思っています。

たとえば、休日に映画鑑賞したり美術館へ行ってみたり、立ち飲み屋さんで知らない人と喋ってみたり。一見、こうしたことは仕事とは関係ないように思えるのですが、意外なところから刺激を受けて自分のパフォーマンスに良い影響を及ぼすという実体験もあります。

一つ前の話とも繋がるのですが、毎日をゆっくりしっかり丁寧に過ごすことで、インプットの余裕ができ、結果的に良いパフォーマンスにつながるわけですね。

まとめ:

銀シャリ橋本さんのインタビュー動画を読み解きつつ、自分らしく生きる3つのヒントをご紹介していきました。

  • ヒント1:仕事上の幸せと個人の幸せは別モノ
  • ヒント2:他人と比べない
  • ヒント3:ゆっくりしっかり、丁寧に毎日を過ごす

いやぁ、何度見返しても良い動画。いずれも、考え方や気の持ち方のお話ですので、すぐにでも実践できるものばかりです。

ぬるいぬ

共感できたものがあれば、ぜひ取り入れてみてくださいね。

それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。

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