こんにちは、ぬるいぬ(@null_inu)といいます。
今回は「移住ってどうやってするの?」というお話です。物理的じゃなく、マインド的に。もひとつ付け足すと、人を移住に駆り立てる理由、衝動とは一体なんなんだということです。
移住者インタビューを見て震えてます
会社を辞めようと決心してからというもの、移住に対する興味・関心がグイーンと上がってきております。
いろいろな地方自治体の移住特設サイトを覗いては「移住者インタビュー」的な記事を読み漁っているのですが、それについて思うことが。
なんかみんな、めっちゃきちんとしてません?
たとえばですが、僕と同じくらいの年代の人たち(30〜40代)の移住理由をいくつかピックアップしてみると以下のような感じです。
- 子どもに病が見つかり、身体にやさしい自然豊かな環境を求めて
- 地域の偉い人からデジタル教育の推進を頼まれた
- 世界中を旅して回った結果、妻がこの町を気に入った
- 震災に遭い、家族が安心して暮らせる土地を探していた
- 気軽に人々が集える「地産地消カフェ」を開きたかった
などなど…。一例をかいつまんでご紹介していますが、なんだか僕からしたらどれもこれも立派すぎて引いてしまいます。
そんな大層な理由がないと移住しちゃダメなんですか…。
もうちょいカジュアルに「都会の人の多さに嫌気がさして」とか「お金がないんで実家に戻りました」とか、意識が高くなくてもなんとかなりそうな雰囲気を出してくれないと正直行きづらいですよね。
まぁ、光が当たらないだけで、中にはそういう人もいるのかもしれませんが。
もちろん気軽にするもんじゃない
とはいえ、そんな気軽にするものでも、できるようなものでもないことは十分理解しています。
住む場所を移すのって、人生が大きく変わるようなビッグイベントなわけで、たやすく「えいや」ってノリでやれるようなものじゃないですもんね。
それなりにお金もかかるわけで。
今一度、移住する理由をテメェの心に問い直してみることにしましょう。
なんで移住したいんだっけ?
これです、これがポイント。移住したい理由をしっかりと設定しておくことが結局のところ大切なんじゃないかと思っています。
極論、場所なんてどこでもよくて、自分が求めている環境や手に入れたい暮らしを言語化した内容を移住先に求めればいいわけですもんね。
ということで、あらためて自分の希望や理想を見つめ直してみました。
僕が都市部から移住したい理由
- 人が多すぎて疲れる
- 生活コストが高すぎる
- 働くペースを落としたい
- 穏やかに暮らしたい
- 自然を感じたい
- 巨大地震を警戒している
- 半農をやってみたい
インタビューに出てきた人たちとの差がぼんやりと見えてきたのですが、動機の起点が自分にあるか、他者にあるかが違いますね。
僕がほぼストレスからの逃避や自分の願望に沿って移住したがっている一方、インタビューの方は家族や地域のために移住するという動機をメインに据えているように感じます。
そりゃ立派に見えるワケだわ。
ただ、僕にも妻と愛犬がいるので、もちろん彼女らのことを最優先で考える必要があります。
そういう意味では、「我々家族が安心して、より多くの時間をともに過ごせる環境を求めて」というのが根本的な移住理由になります。
だからこそ、本当にそんな理由で移住しちゃって大丈夫なのかとビビっているのかもしれません。
まとめ:理想の暮らしを追い求める
多分、しばらくは結論が出ない気もしますが、いったん「ま、いっか」の精神で終わらせたいと思います。
たぶんですが、移住すべき時が来たらするのでしょうし、時が来なければ一生しない気がします。
今はまだ、その時ではないのだと思うようにします。
ただ、理想的な暮らしのための最適解を求めて思考を巡らせることは引き続き、とめどなく、ぬかりなく、継続していこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント