人生の虚しさ、その正体とは一体…?40代の生き方を考えてみた。

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寒くなってきたけど、アイスコーヒーを飲みたい気分のぬるいぬ(@null_inu)です。

40代に突入してからというもの、20〜30代とはあまりにも勝手が違ってきていて困惑しております。例えば、如実に体力が低下してきたり、会社における立場や立ち回り方なども随分と変貌を遂げています。

ぬるいぬ

これが「おっさん」というやつか。へー。

正直に言うと、ここから50代までの10年間、どういうテーマやビジョンで生きていけばいいのか全く分からんのです(笑)

定年まではまだまだ時間があるし、かといって30代ほどのストイックさも体力もなくなってきているし、何をどう頑張っていけばいいのやら…と、妙な絶望というか虚しさを感じることがあります。

今回は、人生に感じるの虚しさの正体と、40代の生き方について考えてみました。

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中年の危機が来た

年齢のせいか、最近よく「中年の危機(ミッドライフクライシス)」という言葉を耳にします。

中年の危機とは

40~50代頃に多くの人が経験する心理的な不安や葛藤を指します。これまでの人生を振り返り、「このままで良いのか」と将来や自己の価値に疑問を抱き、キャリアや家庭生活の変化への適応が課題となる時期です。

ぬるいぬ

あ、これやん。完全にこれですね。

言われてみれば確かに、自分を取り巻く環境や前述のような体力面・メンタル面の変化が大きくなっていると感じます。僕が会社を辞めようと思い詰めたのもおそらくこの一環ではないでしょうか。

ぬるいぬ

もちろん、それ以外の要因もたくさんありますけど(笑)

まるで、夏の終わりのよう

40代にもなるとビジネスマンとしては脂が乗ってきている時期。お客さんや周囲からの信頼も得られ、ある程度自分の裁量で仕事も進められるようになってきたという実感があります。

ただ、一方で私的なイベントや体力面の自由度は20〜30代と比べると下がってきたと感じます。コミュニティの軸が仲間から家庭に移行し、遊べる友人も減ってきますし、シンプルに体力が落ちてきている実感もあります。

ぬるいぬ

季節で言うと「夏の終わり」って感じでしょうか。

「未熟ながらも期待と希望に溢れていた20代」が春とすれば、「できることの幅が広がり、がむしゃらに走り抜けた30代」が夏。そして、そんな楽しかった夏が終わろうとしている時期が40代と捉えると妙にしっくりきます。

夏の終わりって、ラジオからフジファブリックの「若者のすべて」や、森山直太朗の「夏の終わり」が流れたりなんかして、やたらとセンチメンタルな気持ちになりますもんね。

そんな、おセンチなメンタルが「人生」って規模でやってきた日にゃぁ…、危機に陥りたくもなりますよね(笑)

ぬるいぬ

そうか、そりゃぁそうだよな。

虚しさの正体は「消費の繰り返し」

ここで、僕が感じていた虚しさの正体を明かします。それは「何の疑問も持たず消費を繰り返し、経済成長に豊かさを求めていた」ことです。

資本主義という経済システムの中で生きている以上、消費することは至極当たり前のことです。たくさんのお金を使えば使うほど、生活は便利になっていき、さも豊かになったかのように感じてしまいます

しかし、お金を使えば使うほど、より多くのお金を稼がないといけなくなるのもまた事実なのです。

ぬるいぬ

当たり前の話なのに、意外と盲目してた…。

従来、労働と消費は生活のための手段にすぎません。ところが、豊かさを求めて消費を繰り返してしまうと、そのぶん多く稼がないといけなくなり「もっとお金が必要だ」となり、いつのまにか「お金を稼ぐこと=労働」自体が人生の目的となってしまいます

ぬるいぬ

つまり、経済成長こそが幸せになるための近道!という考えになってしまいます。

より豊かになりたいと躍起になり、給料を上げるために会社に生活の全てを捧げ、忙しなく働き続けた結果、目的と手段の逆転現象が起こるわけですね。

給料システムに搾取される

さらに恐ろしいことに、給料というのは徐々に増えていきます。気付かぬうちに中毒性が増していく恐怖のシステムに飲み込まれ、いつの間にか僕は抜け出せなくなっていました

いや、分かりますよ。週末に恋人や友人とショッピングモールに出かけて、たくさんのカップルや家族と同じ様に買い物をすることで幸せを感じる世界線。僕も実体験として味わったことがあります。

ぬるいぬ

週末のモールは幸せの溜まり場です。

ただ、それはあくまで生活に余裕があり、それが仕事よりも優先されている前提での話。消費による快楽や経済成長こそ豊かさだと勘違いし、平日に過剰労働し疲弊していては、何をやっているのかさっぱり分かりません。ただ単に給料というエサに喰いついて搾取されているだけです。

個人的には、この「消費と経済成長」が人生を虚無なものにすると思っています

なぜなら、経済成長にはキリがないからです。欲しいものを手に入れたら、さらに多くのものが欲しくなる。欲しいものが尽きないのは、脳みそのからくりを利用してそういうふうに仕組まれています。

檻の中でカラカラと走り続けるハムスターのごとく、一生ゴールに辿り着かない自転車操業。それをあと20年くらいやらないといけないのかとなれば、絶望感や虚しさを感じてしまうのも当然ですよね。

中年の危機を乗り越える

で、問題はこれらの危機とどう向き合って解決していくかです。

僕は全然頭が良くないので、世の中の情勢とか政治とかそういうものをマクロに捉えて論じたりすることはできないのですが、現代日本を生きるイチ40代として、どうすれば虚しさを感じずに生きることができるのかを考えてみました。

公私のバランスを見直し、ダウンシフトする

ひとつの解決法として、公私(つまり仕事とプライベート)のバランスを見直すことで危機を乗り越えることができるのではないかと考えています。

ぬるいぬ

シ…シンプルっ!

40代って、特に生活の中心が仕事に偏りがちですよね。もちろん個人差があるとは思いますが、頭の中が労働で支配され、家庭や趣味の時間っておざなりになってないでしょうか?ええ、僕はなってます(いばるな)。

20〜30代をがむしゃらに頑張り続けてきた人も、逆に頑張れなかった人も、おそらくここらで一回「人生、これでいいんだっけ?」と振り返るタイミングなのだと思います。

僕は自分の人生を虚しいものにしないために、ダウンシフトするという結論に至りました。

ダウンシフトとは

経済的な成功や消費を追い求める生活から離れ、シンプルで心豊かなライフスタイルを重視する生き方。仕事や生活のペースを落とし、家族や趣味、健康など自分にとって本当に大切なものに時間やエネルギーを注ぐ。

過剰な消費や激務を避け生活のペースを落とすという考え方が、僕の中で「豊かさ」というイメージにぴったりハマったような感覚です。

まとめ:ダウンシフトに向けて

40代になって感じ始めた人生の虚しさの正体と、これからの生き方について考えてみました。

消費に豊かさを求め続けると、必要以上にお金を稼がないといけなくなり、人生に虚しさを感じてしまうという悪循環が起こります。

それを解決する手段としてダウンシフトがドンピシャでハマると考えています。経済的な豊かさよりも、家族との時間や趣味、健康、心の安定を重視する生き方を取りたいと考えています。

ぬるいぬ

もう、会社員という生き方に心底疲れました。

転職もダウンシフトのひとつ

ダウンシフトというと「仕事をしない」みたいに捉えられるかもしれませんが、ペースを落とすという部分に本質があるので、今の会社で働くペースを調整したり、ゆったり働ける会社に転職するというのも含まれています。

その流れでひとつご紹介しておきたいのが「Wantedlyウォンテッドリー」という求人プラットフォーム。最近ちょくちょく覗いているんですが、これが割と良いんです。

https://www.wantedly.com

超簡単に説明すると、質の良い求人サイトみたいな感じなんですが、どちらかというと企業のビジョンや職場の雰囲気を重視したい人向けのマッチングサービスです。

よくある「アットホームな職場です」とか「未経験大歓迎!」的なテンプレではなく、担当者や代表者の想いを丁寧に紹介していたり、写真が多く掲載されていて会社の雰囲気がイメージしやすかったりで好感が持てます。

ぬるいぬ

きちんと血の通った企業紹介になっています。

これを見るのが結構好きで、世の中にはいろんな会社や働き方があるんだなぁと感心してます。なんか、ここに載ってる企業なら信頼できるんですよね。

アカウント登録しないといけないのでちょっと面倒くさいですが、もしよかったら覗いてみてください。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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