衝撃!子なし夫婦の平均貯蓄額は?40代の我が家の貯蓄額も大公開。

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こんにちは、ぬるいぬ(@null_inu)といいます。

うちは子どもなし、夫婦2人+犬1匹で暮らしています。お互いの意思を何度も確認し、子どもを産まないという選択をした上で結婚しました。

その理由として、経済的な面も踏まえた上で子育てをする自信が持てなかったという事が大きかったですが、この選択の正否はさておき、素朴な疑問としてふと思うことがあります。

ぬるいぬ

自分たちと似た境遇の人たちは、どれくらい貯蓄があるんだろう?

というわけで、この記事では子なし夫婦の平均貯蓄額を調査してみたというお話をしています。そして、僕たち「40代子なし夫婦」の貯蓄額と比較し、いくらくらいあれば安心なのか?についても僕なりの観点で考えをまとめてみました。

INDEX

衝撃!子なし夫婦の平均貯蓄額は?

金融広報中央委員会による「家計の金融行動に関する世論調査」の結果を見てみると、以下のような情報を発見しました。

平均貯蓄額…1,516万円
中央値…450万円


各種分類別データ(令和5年) 統計表の番号「4」、金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)より引用

平均値の1,516万円はFIREやセミリタイアを目指している人なら、割と余裕でクリアしている数字じゃないでしょうか。

衝撃的だったのは中央値。この調査結果は世代別に分けられていないので、厳密な要因は分かりません。が、中央値450万円ということを考えると平均をはるかに上回る人がかなり多いということになります。

言われてみれば、Xとかを見ていると「単身で2,000万円も持っている30代女性」や「40歳で総資産1億円」みたいな人をチラホラ見かけるんですよね(FIRE、セミリアタイア、ミニマリスト界隈が中心ですが)。内心、ほんまかいなと思っていたのですが、どうやらほんまですね。疑ってすみませんでした。

僕たちの貯蓄額は約1,400万

かくいう僕たちの貯蓄額はというと、現時点で、夫婦合わせて約1,400万円ほど。僕一人だと到底1,000万には及びません(笑)

ぬるいぬ

資産額で見ると雑魚ですね。

ざっくりですが、内訳は以下の通り。

◎現金
750万

◎国内株式
100万

◎投資信託
550万

平均と比較すると、ちょい少ないですね。僕の場合は、あと1年半ほど会社勤めを続けて1,500万円くらいの貯蓄ができてから退職を迎えることになりそうです。

意図していたわけでは全くないのですが、世の中の平均値(1,516万円)を忠実になぞった数字ですね。真面目か。

いくらあれば安心なのか?

SNSに散見される一部の蓄財マスターと比較すると、僕たち夫婦の貯蓄額はスズメの涙ほどです。とはいえ、世の平均から見るとそれなりに健闘してるっぽい。うーむ。

結局のところ、貯蓄額に正解なんて存在しない(というか、人によって正解が違う)ので、一体いくらあれば安心なのかも定義するのが難しいところです。

ただ1点、確実に言えることは「老後に面倒を見てくれる家族(子孫)がいない」ということ。ここを起点に考えると、少しばかり答えが見えてきました。

将来への蓄えは厚めに

シンプルな話なのですが、子どもがいないということは、老後の生活は他の誰かにサポートしてもらう必要があります。

仮にケアハウスに入居する場合、月額として平均11.2万円(一人)が必要になります。

Memo

ケアハウスは自宅での生活が困難な高齢者に対し、食事や家事などを介助してくれる福祉施設です。

自営業者の平均年金月額は約6.6万円(令和5年)なので、4.6万円ほど不足が発生します。仮に70歳から10年間お世話になると仮定して、不足分を単純計算すると以下のような結果に。

4.6万円 × 12ヶ月 × 10年=552万円 

最低限の生活を10年間保証する貯蓄額として、1人あたり552万円という仮説になりました。

もちろん、不自由なく生活するためにはさらにお金が必要になります。上記は全て仮説に基づく試算ですので、安心できる貯蓄額という観点で言うともう少し多めに貯めておいたほうがいいと思います。

ぬるいぬ

倍とは言わないけど、1.5倍だと少し不安かな…。

という曖昧な感情に基づいたジャッジではありますが、僕の考えとして「一人あたり1,000万円あればとりあえずは安心!」という結論にさせてもらいます。

コミュニティ形成には多少お金を使ってもいいかも

子どものいる夫婦だと、その子どもがさらに孫を産みという形で家族というコミュニティが広がっていく可能性が高いです。

一方で子なし夫婦はその可能性がゼロなので、家族以外のコミュニティを形成していかなければ老後に孤立してしまいます。

人間は社会性の生き物ですので、孤立するとロクな結果になりません。仙人のような孤高の山暮らしでも平気という人なら問題ないと思いますが、よほどの変人でもないかぎり孤独に耐えきれずに山を降りることになるでしょう。

これを避けるために、若いうちにコミュニティ形成には多少のお金を使っておいても良いかなと思います。例えばですが、以下のような方法でコミュニティに参加することができます。

  • SNSで繋がった人とリアルで会ってみる
  • 趣味のサークルに所属してみる
  • 酒場でお客さん同士で仲良くなってみる

いずれも、1〜2年程度の付き合いにとどまる可能性はありますが、ここで培った社会性やコミュニケーションスキルは、老後に人と関わる上で重要な力になると感じています。

ぬるいぬ

コミュニティに所属するためのスキルを身につけている感覚です。

いずれも活動に多少のお金が必要になりますので、ある種の先行投資だと割り切る必要がありますが、やっておいて損はないと思います。

まとめ:子なし夫婦はいつ何に投資するかを考えておく

子なし夫婦の平均貯蓄額を調べたうえで、どれくらいのお金があれば安心できるのかを考えてみました。

  • 子なし夫婦の平均貯蓄額→1,516万円
  • 我が家の貯蓄額→約1,400万円
  • 老後資金→最低限1人552万円で、1,000万円あれば安心

という結果でした。

この記事の結論としては、子なし夫婦は老後に孤立するリスクが高いので、その対策としてお金を貯めたり、人脈を作ったりしておく必要があるということです。

まずは一人1,000万円の資産を貯め、次に使う時間とお金を人脈作りにシフトさせていくというのが正しい手順のように思います。

身体が元気な若いうちに「いつ何に投資しておくべきなのか」を考え、できることは行動に移しておいた方が良さそうですね。

今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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