こんにちは、ぬるいぬ(@null_inu)といいます。
仕事を辞めたいけど、生活はなんとかなるのかな…
その不安、よく分かります。40代なら、一般的には、定年退職までまだ約20年も残っているわけで、その間どうやって生きていくか考えないといけません。
僕の場合は「これなら辞めてもなんとかなるかも」と感じたくらいの段階で会社に退職の意図をお伝えしました。どうせすぐには辞められないと分かっていたので、やや早めにスタートを切ったという感じです。
この記事では、僕がどのような経緯で「40代で仕事を辞めてもなんとかなる」という結論に至ったかをお話ししていきます。
不安の9割はお金問題
仕事を辞める決心を固める前に、多くの人がお金に関する不安を抱くと思います。僕もご多分に漏れず「辞めたらどうやってお金を稼げばいいんだ…」と西野カナのごとく震えていました。
会社を辞められない理由の9割が、お金に関する不安に起因するものじゃないでしょうか?僕の場合、残りの1割は、恩とか情とかそういったものです。
つまり、お金の問題がクリアになれば仕事を辞めてもなんとかなる!と言うのがこの記事の結論です。分かりきった話でごめんなさいね。
ここからは、我流ですが僕なりにお金の問題を解消していった経緯をお話ししていきます。
お金の問題クリアのために
さて、お金問題をクリアすべく行ったのは「支出を抑えて、その分を投資に回す」です。てめぇ、さっきから当たり前のことばっかり言いやがって!いい加減にしやがれ!とぶん殴られそうですが、本当にそれしかやってないし、他のやり方が分からないのです。
(1)大きな固定費を見直した
お金の勉強のためにいろいろな情報をチェックしたのですが、そこで学んだ有効な手段として「金額の大きな固定費を見直す」というのがあります。具体的には家賃や通信費、生命保険などにテコ入れするのですが、これらを見直すだけでもバカにできないくらい効果が高いのです。
もう恥ずかしさを堪えてお伝えしますが、マネーリテラシーが低かった僕は、それらに毎月異常な金額を払っていました。
2017年(33歳当時)の生活コスト
・家賃→85,000円(一人暮らしにしては高かった)
・生命保険→20,000円(掛け捨て8,000円+積立12,000円)
・スマホ通信費→18,000円(電話を掛け放題にせず、仕事で使っていた)
これらについて、できるものから見直しを図りました。家賃は同じ市内で築年数が古く専有面積も狭い部屋にダウングレードし、生命保険は最低限のものを残し全て解約(健康保険で賄えると分かったので)、スマホは格安SIMに切り替えて以下のように改善しました。
2018年(34歳当時)の生活コスト
・家賃→65,000円(-20,000円)
・生命保険→7,500円(-12,500円)
・スマホ通信費→約5,500円(-12,500円)
これだけで、毎月45,000円が浮くことになります。これはインパクト大です!
(2)副業を始めた
生活のコストダウンを図った翌年、2019年からブログ運営を始めました(当サイトとは別)。もちろん、お目当ては副業収入です。副業解禁のムードが世の中に流れ始め、どうもブログがリスクも少なく稼げるらしいという噂を耳にした僕はとにかくということで始めたのです。
これが正解で、時期も相まって運良く収益化に成功し、最も多い月で4万円ちょいくらいの収益が発生するようになりました。
まぁその状態も長くは続かず、現在では収益は激減していますが、とはいえ、この経験は僕にとって非常に有意義なものになったと思っています。というのもの、その気になれば会社に頼らなくても自力でお金を稼げるということを確信できたのです。
(3)余剰資金を貯金&資産運用に
固定費の見直しと副業で出た毎月の余剰資金を分配して、現金貯金と資産運用に充てました。2018年からは積立NISAを始めていたので年間40万円はそちらに、それ以外の現金は貯金として年間100万円ちょいを貯めました。
その後、独学で蓄財のテクニックを学びながら資産を増やし、35歳の時に年齢を鑑みてフルローン4,000万円でマンションを購入しました。当時は独り身、意地と気合で「えいやぁー!」しました。どうせならFIREしたいけど。
ここで、貯め込んだ現金資産を大きく減らすことになりましたが、ラッキーなことにこの不動産は購入時よりも高い値段で売ることができそうです(まだ売ってないけど、5,000万弱は値がつきそうな相場)。
まとめ:2,000万円あればしばらくは食いっぱぐれないハズ
生活コストを下げ、副業で収益をUPし、余剰資金を資産運用に回すPDCA的なやつ。そんなことを繰り返しているうちに徐々に資産が増え、現在の総資産は680万円(証拠として、Moneytreeのスクショ貼っておきます)。家なんて買ったもんだから、手持ちはやや少な目。
妻も収入の割には優秀な貯蓄家で、現金+証券で800万円ちょいあるので、トータルすると世帯で約1,500万円。
さらに、取らぬタヌキの皮算用をすると、仮にマンションが買ったのと同じ額で売れたとすれば、5年分の支払総額=約750万円がまるまる浮くという算段。なんなら値上がりしてくれてるので、これを加えれば世帯総資産は余裕で2,000万円を超えます。まぁ、それだけあれば最低でも5年は食いっぱぐれることもないでしょう。
その間に自分のビジネスを軌道に乗せることもできますし、ダメならダメで再就職するくらいのスキルはあると自負しています(就職はしたくないけども)。
これが僕の「40代で仕事辞めてもなんとかなる」と思うに至った経緯&根拠です。
かなり個人的主観に則ったお話なので、再現性という観点では難しいかもしれませんが、参考にしていただけましたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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